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フランス最古のワイン産地


ブドウ哲学


代々受け継がれる持続可能なブドウ栽培

テロワールの表現


正真正銘の"持続可能なブドウ栽培”


土、ブドウ、そして環境への尊敬を込めて

これまでも、またこれからも、常に持続可能な農業を守り続けます

 

 プロヴァンスの健全で恵まれた気候風土のおかげで、スメール家の畑では昔から最低限の害虫駆除剤使用に留めた、環境保持を基本的理念とする栽培が行われてきました。天候不良や病果、害虫被害リスクなどの危機的状況下でのみ、必要最低限の量の対処方法が取られてきました。

 

 "プロヴァンスにおける地中海式食事法”憲章"Mediterranean Nutrition in Provence" (NMP)

最小限の害虫駆除剤使用農法(リュットレゾネ)から正真正銘の持続可能な農業への転換

 

 スメール家は所有する全ての畑におけるブドウの栽培方法において、害虫駆除剤の使用を最小限に留める農法(レゾネ農法)よりも更に厳格に自然環境を守る"プロヴァンスにおける地中海式食事法”憲章に則った農法に切り替えました。この地の環境や野生動物、補助動植物などへの影響を最小限に留める処理のみを行うことにより、将来に渡り環境と土壌を守ることができるのです。

 

  "プロヴァンスにおける地中海式食事法” ("Nutrition méditerranéenne en Provence"NMP)とは?

 

 "プロヴァンスにおける地中海式食事法”の認証は1998年にブッシュ・デュ・ローヌ農業会議所が制定した憲章で、環境保持の栽培方法とその生産物の栄養価の多角度から判断し認証されます。

特に農産物の病果の予防方法、生物学的工程、植物の防衛メカニズム、農産物科学や土壌のポテンシャルなどにフォーカスしており、また環境だけでなく、生産者と消費者共の健康、健全性を守ることを目標としています。このNMPの規定を順守して栽培された多くの地域では今では害虫駆除剤の使用が不要なレベルにまで達してきています。

この規定は毎年見直されており、生産者たちはブドウ畑での作業工程を全て細かく記録しており、更に独立団体により検査されます。

 

 最新の科学的な角度からもNMP認証はこの地の伝統的な地中海式食事法(穀類、野菜、オリーヴオイル、香草類、フルーツ類などを食する)の効果的な成果やその強化方法を証明しています。

ワインは何百もの複雑な要素が生み出す、特に複雑な生産物です。

NMPはまた、ブドウのフェノール化合物を最大限に抽出する方法の研究を行っています。これらの化合物はワインの風味とアロマを作りだすだけでなく、有害な遊離基を封じ込める働きを持つ強力な抗酸化作用を持つことがわかりました。

栄養士たちの研究により、適度なワインの飲用を含む地中海式食事法は多くの病気の予防となることが科学的に証明されました。

 

ブドウの引き抜きや植え替えなどのブドウ畑の作業 

 

2010年から2012年の間に35haにも及ぶ面積のブドウ畑のブドウを引き抜き、20haを植え替えました。

2013年にはAOCコート・ド・プロヴァンスの5.6ha、サンソーとグルナッシュが植えつけられました。

基本的には1haに4,000本のブドウが植えられますが、作業効率を図るため、ファミーユ・スメールでは3,800本のみ植えます。

また5.9haは異なる品種を同じ区画に混ぜて植え付けます。

 

データ:3年間の内、スメールの畑で使われた数量:

              380km:剪定用ワイヤーの長さ

              27,000本:剪定用の杭の本数

              400,000個:ブドウの枝をワイヤーに止めたクリップの数 

 

最近植え付けられたブドウの剪定

 

若木には竹の添え木を使用

垣根仕立ての5つの主な箇所:アンカーの役割、両端の支え、中心部の支え、ワイヤーの結合とワイヤーを持ち上げる働き

ブドウの枝をなるべく高く支えるのが目的

ブドウの樹の下を手作業で鍬を入れ、列の間を耕す

若木は根が短いため水分を十分吸い上げられないため、3年間まで水やりを行う

(育ったブドウは40cm以上根を伸ばし、土中から水分や養分を吸い上げることができるようになる)

収穫されない間も間引きを行う

コート・ド・プロヴァンスのアペラシオンでは樹齢3年から、コート・ド・プロヴァンス サント・ヴィクトワールでは4年から手作業で収穫する

 

醸造

ロゼと白ワイン

 

ブドウ品種:

ロゼ:グルナッシュ、サンソー、ティブラン、シラー

白:ロール

手摘みで収穫した場合は除梗を行う(機械収穫の場合、収穫時に既にブドウの実のみとなる)

ダイレクト・プレス(必要な色合いを十分引き出しつつ、果汁と果皮の接触を少なくする)、プヌマティックプレス機がブドウで一杯になるとすぐにフリーランジュースを引き抜く

常に温度コントロールを行う

フリーランジュースとプレスジュースを分ける

一晩安定させた後に、極軽く澱を濾過した後に果汁と澱を接触させる

安定した健全な発酵を促進させるために酵母を添加して温度を16から18℃にコントロールしながらアルコール発酵を行う(10から15日間)

最後の段階でワインを保護する目的で軽く亜硫酸を添加する

極軽い濾過の後にブレンド

電気透析によるワイン酒石の安定化

 

赤ワイン

ブドウ品種:シラー、カベルネソーヴィニヨン

除梗後、タンク上部より果実で埋める

毎日パンピングオーバーを行いながら色とタンニンを抽出するかもしをかける

アルコール発酵は10~15日間で、終了後に更に数日間タンク内でタンニンを柔らかくするために発酵後のかもしを行う

ワインを引き抜き、残りの澱をプレス(→プレスワイン)

20℃で乳酸発酵を行い、終了後に亜硫酸添加

翌春に珪藻土で濾過を行い、ブレンド

瓶詰は収穫の翌年に行う

熟成はステンレスタンク使用